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ガベンとは

ガベンとはバリヒンドゥーのお葬式の事で、輪廻転生を信じるバリの人にとっては人生の最大のイベントです。カーストの階級によって棺の形が違っており、王族階級なら牛が使われ、庶民なら魚が使われるのが一般的です。

この行事は村の人が総出で行い、私が見たガベンには最低でも2~300人以上が参加していて非常に驚きます。おみこしに死体を乗せて街を日本のだんじり祭りのようにねり歩き、死人の魂を迷わせて戻って来ないようにします。

そして、広場のある丘や森でおみこしから生き物をした形の棺桶に移します。棺桶に移した後は、僧がお祈りをしたり、お供え物を棺桶の中に入れます。それが終わると火葬なのですが、これがものすごく豪快で驚きです。

火炎放射機2台を使って豪快に棺桶と死体を燃やしていきます。豪快なバーベキューかキャンプファイヤーのような感じがして見ごたえは圧巻。

その後は、お葬式に協力してくれた村の人に昼食やバリ菓子が配られ、村人たちは楽しそうに談話をします。

バリ人にとってのガベン

バリ人にとってのガベンは、人生で一番大切なイベントで、死ぬと次の世界に行く事ができるので、バリヒンドゥー教では非常に喜ばしい事なのでお葬式に参加する人に泣いている人は全くおらず、みんな笑っています(泣いてはいけないと言われている)。

子どもを産む理由の一つもこれで、『ガベンをしてもらえない事は非常に悲しい事。だから子どもを産んだ』と言う人がいるほど。

人生で1番のイベントなので、お金や準備期間が非常にかかり、何年もお葬式ができずに、家の庭に死体を埋めてお金がたまる家もあるそうです。

ガベンはすごく大変なイベントなのです。