2315588161 日本では、仏式にて葬儀を執り行われる場合が大半で、その割合は9割近いといわれています。

仏式での通夜・葬儀に参列する場合、欠かせないものの一つが数珠(念珠ともいう)でしょう。
本来は、108個の珠がある数珠が、正式のものです。

これは、仏教において、人間の煩悩の数が108あり、合掌礼拝をしながら、それを祓うという意味があります。
しかし、現在では、そこまでこだわらないのが一般的でしょう。

数珠は大きくは男性用、女性用に分けられるほか、珠の種類も高価な石(水晶や翡翠、珊瑚など)や黒檀、白檀などから、手頃なプラスティック製、ガラス製などまで様々です。

また、長いものや二重になったものもありますが、男性用も女性用も、短いものを持つ人が多い傾向にあります。

厳密には、種類も、その用い方も、宗派によって多少異なるのですが、会葬・参列の場合は、自分の宗派、または自分の家の宗派のものを持参してかまわないと考えて下さい。

ただし、それは仏式においてのみです。
神道やキリスト教で執り行われる場合には、持参しません。

数珠は、合掌のとき以外は、一般的には左手に持ちます。
房が真下にくるようにしましょう。焼香の際も左手に持ち、合掌をしたあとも、また左手に持ちます。

数珠を手から離す場合は、バッグやポケットに必ず入れます。
座布団や椅子、テーブルなどの上に置かないのがマナーです。

なお、合掌するときの持ち方ですが、短いものは、両手の親指と人差し指の間にかけます。そして親指で軽く押さえるようにします。長い数珠の場合はこれと異なり、両手の中指にかけて、両手の間でこすり合わせるように合掌します。