20111008_2116596 近年、急速に進むグローバル化により、日本と海外の交流が深まっています。
そして出会いがあれば、別れがあります。特に、お葬式はその国独自の風習があり、この風習を知っていないと、後で深刻なトラブルになることも。そこで今回は、知っておくべきお葬式のマナーを、国別に紹介します。

アメリカの葬式マナー

アメリカのお葬式は電話か、新聞の死亡広告で周知されることが多いです。
そこで日程を確認してください。そして、「家族だけでの密葬にする」というお断りがないのであれば、お葬式にはできるだけ出席するのが良いでしょう。

そして、アメリカのお葬式では、特に断りのない限り、カードの付いたお花を送るのもマナーの1つ。
これが日本で言う香典となります。
お花の送り先は、新聞の死亡広告に明示されていることが多いです。カードには「With deepest sympathy」「Deepest sympathy from 自分の名前」など、個人を悼む文面を載せるのが一般的。

ただし、ユダヤ教やカトリックに対しては、花を送る習慣がないので、注意が必要です。また、アメリカのお葬式では、喪服を着るのは遺族の方。

会葬者は、男性ならダークスーツに黒のネクタイ、女性なら地味な色のワンピースやスーツ、子供はお出かけ用の服を着るのが良いでしょう。

中国の葬式マナー

中国のお葬式は日本と非常に似通っているので、日本と同じように対応すれば、よほどのことがない限り、失礼には当たりません。喪服も日本と同じ黒色です。

ただ、注意するのお香典。
中国では一般的に香典の額が、9を除いた奇数、1、3、5、7で終わる額とする習慣があります。
9で終わる数は、中国では縁起の良い数なので、香典の際にはふさわしくありません。

目安額は、亡くなった方が親戚や友人の場合は500~1000元程度、同僚や隣近所知人の場合は300~500元。白い封筒「白包」に入れてお渡しします。

ヨーロッパの葬式マナー

特にカトリックの場合です。
ヨーロッパは実に多くの国がありますが、基本的にアメリカ式に乗っ取ればOKです。

ただし、ヨーロッパの場合、お葬式に合わせてミサを執り行うことがあります。なので、葬儀中、ミサが始まった場合は起立・着席などは参列者に合わせて行うのが良いでしょう。

そして、説教が終わった後は、参列者がひとりづつ棺に聖水をかけて十字架を切ることが行われます。ですが、カトリック信者でなければ、黙祷で大丈夫。

最後に、祭司がカゴを持って回るので参列者は寄付金を入れます。小銭程度で十分です。

お葬式は世界共通の通過儀礼。
マナーを知って、失礼のないようにしたいものです。