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最近では「ペットロス」という言葉が聞かれるほど、ペットの存在は大きくなりつつあります。家族同然に付き合ってきたペットの突然の死は、だれでも悲しいものですよね。

たくさんの思い出をつくってくれた大切なペットのためにも、きれいな最期を飾ってあげたい。ペットと暮らしている人の共通の願いだと思います。

この記事ではそんな人のためにペットが死を迎えた場合、どのように対応すればよいのかを順をおって説明したいと思います。


家で死亡の場合、病院で死亡の場合

まず、ペットがなくなった場合に最初しなければならないことは「遺体の安置」です。
日差しの当たらない涼しい場所を選びます。タオルなどをしいて箱にいれてあげるのもいいです。

ペット用のお棺を売っているところもあります。



病院で死亡した場合は医師の指示にしたがって行動してください。
その後の手続きなども病院で案内してくれます。

問題は自宅で亡くなった場合です。
庭や土地のある方は、そのまま土葬するという方法もありますが、最近ではそのような場所がなかったり、ご近所との兼ね合いでできない場合がほとんどのようです。

その場合は火葬するという手段があります。「ペット葬」です。
火葬すると決めたらまず遺体が傷まぬよう冷やしましょう。

濡らした布などでペットの体を清めてから冷やします。
特に暑い時期は保冷剤や氷などをつかってしっかり冷やしてあげるとよいです。


ペットが亡くなった後の流れ・手続き

亡くなったあと火葬を行うには、人と同じように業者を決定しお任せするのが一般的です。

  1. 自分で火葬場まで運んでいく。
  2. 火葬場を決め、自身で持ち込みます。持っていく前に火葬場には連絡をしましょう。

  3. 搬送車・送迎車で火葬場まで運んでもらう。
  4. ペット専用のお葬式などをとり行う業者に頼むと、自宅から火葬場までも送迎してくれることがあるようです。

  5. 移動火葬車に出張してもらい自宅で火葬する。
  6. 移動式の、車内に火葬炉を積んだ車というものがあります。ご自宅近くの空き地や公園に出向いて火葬を行ってくれます。完全密閉となっているので煙やにおいなどは心配しなくても大丈夫です。一般的には10キロまでとなっていますので、大型犬などは事前に相談をした方がよいでしょう。

火葬した後は供養を行います。
こちらもだいたい3つの方法に分かれます。

  1. 自宅で供養する
  2. 火葬場で返骨された遺骨を自宅で供養します。自宅にお仏壇などの祭壇がある場合はそこにかざってもよいですし、ない場合はお花屋思い出の品を一緒においたスペースをつくってもよいと思います。遺骨をつかって写真立てやペンダントをつくってくれるところもあります。

  3. 合同法要
  4. 霊園や納骨堂では年に何度か合同で法要する日を設けていますので、日付を確認して参加する方法があります。

  5. 永代供養
  6. 供養塔などを用意して、永代供養してくれるところもあります。

ペット保険に加入していた場合

ペット保険とは、飼い主の全額負担であるペット治療費を一部補償するための保険です。
高額な治療でも、ペットのことを第一に考えた選択ができるようになります。

しかし亡くなった場合はどうなるのでしょうか。
基本的に、ペット保険は医療費の一部補償を目的としているため、ペットがなくなった場合は保険契約が失効となります。(ペット火葬を行う場合、一部補償してくれる保険もあります。)

ご自身が契約された保険会社に手続の申請をしましょう。保険証券と合わせて、死亡の確認書類となる「診療明細書」や「埋葬時領収書」「死亡診断書」などの写しが必要になる場合もありますので、一度確認しておいた方が良いです。

可愛がっていたペットの死は受け入れがたいものですよね。
悲しいことですが、慌てずに対処し、どの様な見送り方でも家族が納得できる形でお別れができればと思います。

とはいっても、家族同然のペットには長生きしてほしいものですよね。
普段からの様態の変化やちょっとしたサインを見逃さず、体調の管理にも気を付けてあげましょう。